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漢方について

Q1.漢方薬にも副作用があるの?

2014.04.18

漢方薬でも副作用はあります。

漢方薬は、個人個人それぞれの病気の本質・体質を見定めて、その人にピッタリの漢方薬を選択します。もし自分に合わない漢方薬を服用すると、症状がひどくなったりして体調を崩すことがあります。

例えば、のぼせや火照りなど熱症状を訴える人の場合には、一般に冷す性質の漢方薬を使います。もし体質の見定めを誤り、からだをもっと温める性質の漢方薬を服用すれば、のぼせや火照りがひどくなったり、めまいを生じたりします。

ですから、漢方薬を服用する場合には、漢方の診たてによる体質を正しく見定めることが非常に大切です。自分の病気や症状・体質にピッタリの漢方薬を服用することは、副作用を防ぐことになり、お薬を安全にかつ効果的に使えることになります。

そして、最初の診たてが正しくても、長い間に少しずつ体質が変化して同じ漢方薬ではあわなくなることがあります。漢方薬を長期間服用する場合には、定期的にからだの状態について専門家と相談して、処方の内容や服用量を調整しながら漢方薬を決めていくと良いでしょう。

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