甘いものは好きですか?アメ玉を放っておくと、ベタベタしてきて「アメが泣く」なんて言います。これは甘いものは湿気を呼び込む性質があるからです。
湿気を呼びこむ甘いもの
甘いものは疲れを取る作用がありますが、食べ過ぎると体の中にベタベタ湿気を呼び込んでしまいます。「湿気が増えるからって何か悪いの?」って思われるかもしれませんが、体に余分な水分や湿気がたまると、頭や体が重だるくなったり、むくみを生じたりトラブルの原因になります。
梅雨の湿気が与えるダメージ
この余分な湿気が増えるのがこれからの梅雨時。梅雨に入ってからどうも気持ちも体もスッキリしなくて・・・なんて方、高い湿度が体に影響しています。特に胃腸の弱い方はダメージを受けやすくなります。
漢方では、胃腸は栄養吸収の他に、水分を体内に取り込んで全身に送り出すポンプのような働きがあると考えます。胃腸虚弱の方が下痢や軟便になりやすいのはこのためです。
梅雨時から蒸し暑い夏場は湿度と同時に気温も高くなるので、つい水分をたくさん摂ってしまいます。過剰の水分を摂ると胃腸のポンプの働きに負担をかけます。外の高い湿度に加え、お腹にもたくさんの水分を溜めれば、胃腸のポンプが悲鳴を上げて水分代謝が低下するので、軟便・下痢・食欲不振・腹痛などの胃腸症状をはじめ、頭や体が重だるくなったり、むくみを生じたりします。
胃腸をケアして、体も除湿!
湿度の高い季節に体調を崩さないように、胃腸をケアしながら、湿気の影響から身を守ることが大切です。湿気を撃退するためにおススメなのが勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)。体の余分な水分や湿気を取り去り胃腸の働きを整えるお薬です。湿度の高い梅雨時は衣類に除湿剤を使うように、勝湿顆粒で体の除湿もしっかりしておきましょう。
食養生では、水分を摂りすぎないよう注意するとともに、湿気を呼び込む甘い物は食べすぎないこと、脂っぽいものや味の濃いものも胃腸に負担をかけるので控えめにしておきましょう。
勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)