新潟中医薬研究会では、ただいま月刊キャレル1月号誌上にて、中医学講師・仝選甫(とん せんほ)先生の監修による「耳鳴りの症状と対策」の記事を掲載しています。耳鳴りは我慢できる程度の症状でも、不快感がつきまといストレスになってしまいます。中医学(中国漢方)で体質・症状に合った漢方薬で症状に対処することもできます。耳鳴りでお悩みの方は、ぜひご覧になってみてください。
内容は以下の通りです。
1.)耳鳴りの原因
2.)中医学のタイプ別対応
3.)冬は腎を養う季節
4.)耳に良いマッサージとツボ
中医学では、タイプ別に分けて対応します。
①加齢など「腎」の衰えからくるタイプ…虚証タイプ。
②ストレスなど精神的要因が絡むタイプ…実証タイプ。
虚証タイプは、「腎」を補いながら、耳の中の血行を促して耳の中の神経と整えることが必要です。誌面で紹介している耳鳴丸(じめいがん)や血流を改善する丹参(たんじん)製剤などを中心に必要に応じて他の漢方薬を使います。
実証タイプは、現れている症状に合わせて、気や血の巡りを良くしたり、水分バランスを整えたり、精神の興奮を鎮めたりすることで対応します。
耳鳴丸などの漢方薬の取扱い店として、新潟中医薬研究会の薬局・薬店が誌面に掲載されています。漢方薬はお客様の体質によって異なります。ご相談の際は、最寄りのお店にお問い合わせください。
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